年末年始はちょっと時間があるので、何か映画でも…という方向けに、ジャンル別にササッとご紹介。
基本的にSFとアクション多めです。 

※リンクは全てYahoo映画

■ マーベルユニバース
1位 ドクター・ストレンジ
 天才外科医が挫折から超魔術師として復活する物語。
2位 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2(リミックス
 宇宙の何でも屋の物語。
 基本は1970年代のアメリカンカルチャーネタが多いのですが、ストーリーラインは日本の90年台のドタバタSFテイストも感じさせ、楽しい1本です。1よりも2のほうが面白いかも。
3位 アイアンマン1~3
 発明家で社長のトニー・スタークが開発したアイアンマンスーツに身を包み、悪と戦うシリーズ。

ドクター・ストレンジはとにかく映像が凄い!
マーベル系は超人同士がガンガン殴り合いするケースが多くて最近ちょっと食傷ぎみなのですが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやアイアンマンは基本生身の人間のままなのが個人的に好きです。同様の理由で、同じくヒーロー物のDCコミックス系はちょっと苦手…

■ 巨大ものアクション
1位 キングコング/髑髏島の巨神
 巨大生物ものの元祖ともいうべきキングコングが最新の技術で描かれた作品。
2位 シン・ゴジラ 
 日本映画の名作ゴジラ、近年は海外の巨大生物ものに負け気味でしたが、監督にエヴァの庵野秀明氏と樋口真嗣氏を迎えてまったく新しい切り口となったまさに「新ゴジラ」
3位 シャーク・ネード シリーズ
 ゾンビ映画と並んでカルトな人気を誇る「おバカなサメ映画」の中でも突き抜けているシリーズ。基本的に、台風とともに飛んでくるサメの大群をチェーンソーで切り刻むストーリーで、パロディやギャグが盛りだくさんなのでオススメ。

コングの圧倒的なパワーなど、巨大モノはぜひ大画面・大音響で観たいところ。やはり映画館で観るのが良いのかな。次点で、ややマンネリ気味ながら変形のスピード感が見どころの「トランスフォーマー」シリーズや、2018年に続編が公開予定の巨大ロボもの「パシフィック・リム」も。


■ 人物アクション
1位 キングスマン
 英国諜報機関のスパイアクション。秘密道具など、ちょっとコミカルでブラックユーモアあふれる1本。2018年1月に二作目が公開予定
2位 ジョン・ウィック
 キアヌ・リーブスが孤独な殺し屋を演じるヒットマンもの。とにかく撃って倒して撃って倒しての連続。
3位パイレーツ・オブ・カリビアン5 最後の海賊
 ジョニー・デップ演じる海賊ジャック・スパロウの冒険。シリーズ第5弾ながら飽きさせないアクションと海戦シーンは、これぞ海洋アクションといった感じ。

最近では撮影技術というか、映画作りのスタンダードのようなものが確率してきて、「格闘・銃撃戦」「カーチェイス」といったアクションはややマンネリ気味。そんななかで、映像がスタイリッシュだったり、アッと驚く展開がある映画は、「観て良かったな~」と感じます。


■ SF

1位 スター・ウォーズシリーズ
 言わずと知れたスペースオペラの金字塔。
2位 オール・ユー・ニード・イズ・キル
 トム・クルーズ主演、宇宙人の襲来に抵抗する死に戻り系アクション。原作は日本のライトノベル
3位 インターステラー
 未知の惑星を探索するミッションもの。あっと驚く展開は、ぜひその目で体験していただきたい。

このジャンル、近年はスター・ウォーズが主軸で他はややおとなしめなので、ちょっと古い映画も混ぜてみました。単発のSFモノは奇抜なアイデアが盛り込まれていて、個人的に心に残るものが多いですね。
次点で、マット・デイモンの火星生き残り系「オデッセイ」や、ニール・ブロムカンプ監督のアクの強いロボット物「チャッピー」も。
まだ未見ですが、ブレードランナーの新作や「メッセージ」も抑えておきたいところです。

■ アニメ・邦画

1位 君の名は。
 新海誠監督が描く、みずみずしい青春SF作品。
2位 ガールズ&パンツァー劇場版
 女子高生が戦車に乗って試合をする、TVアニメの続編の劇場版。トリッキーでスピード感に溢れる戦車戦に加え、多彩な登場人物にも注目。TV版を観ておいたほうが良いかも。2017年末より、劇場版のさらに後を描くガールズ&パンツァー 最終章が全6話で随時公開予定。
3位 夜は短し歩けよ乙女 
 四畳半神話大系や有頂天家族の流れをくむ、貧乏大学生のドタバタ恋物語。酒に酔い、恋に酔うような不思議な世界観と展開がクセになります。

国内アニメの映画作品は基本的にTV版の続編や派生というケースが多いのですが、そのなかで完全オリジナルの「君の名は。」は、ジブリ無き今、アニメ映画の新たな可能性を切り開いたといえます。
では、TVシリーズからの映画化がダメかというと、そうでもなくて、ガルパンや魔法少女まどか☆マギカなどはTVシリーズで積み上げたエネルギーが一気に爆発する感じ。日本の映画界は今後ますますアニメが牽引する形となるでしょう。
ただ、TV版の総集編は…う~ん。あとアニメの実写化は…ダメです…

■ アニメ・洋画
1位「ミニオンズ」シリーズ
 黄色い生物ミニオンズと、怪盗グルーのアクション・コメディ。ミニオンズがとにかく可愛いw
2位 レゴ・ザ・ムービー 
 レゴブロックの世界で繰り広げられるドタバタアクション。世界がすべてLEGOで描かれていて、子供の頃に遊んだ記憶がよみがえってワクワクします。同シリーズでバットマンやレゴニンジャゴーなどがありますが、やはり1作めが一番かな?
3位 ベイマックス
 少年ヒロと、ロボットのベイマックスの物語。原作は「ビッグヒーローシックス」というマーベル作品なので、ジャンル的にはマーベルユニバースにもちょっと近いかも。

他にピクサーの「ファインディグ・ニモ」など、海外のアニメ映画は子供向けながらホロッとさせる展開があったり、ストーリーボードが良く練られているものが多くて関心します。
ディズニー含めて、海外アニメはほぼCGに移行した感じですが、人形を使ったストップモーションアニメの「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」(現在公開中)など、次々と新しい作品が生まれてくるジャンル。資本力やスタッフの面で、海外のスタジオは羨ましいなぁと思ったり。


ということで、ザッとおすすめ映画を並べてみました。
最近はSWやマーベルなどビッグプロジェクトが注目されがちですが、アクション系はややマンネリ気味。逆に、単発のアイデア勝負のものはキラッと光ったりして、目が離せません。
ではまた~